茶色(ブラウン)の効果
「風水」から見る 茶色(ブラウン)の効果
(インテリア方位:南西・北西に配色すると◎)
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1.安定のナンバーワンカラー!茶色。
茶色は、運気を安定させ、落ち着きをもたらしてくれる色です。
茶色は風水では土の気を持っているとされていますが、どっしりとした土台を築いてくれる、「安定色ナンバーワン」と言えるでしょう。
インテリア方位は南西と北西がベストですが、基本的に茶色は、ダメな方位が東北(鬼門)だけです。
安定させたい運気のカラーと組み合わせましょう。
東北の鬼門だけは、使わない方が良いですね。
嫌な言い方になってしまいますが「神様の入って来る方角」に、「汚物を思わせる」茶色は、ふさわしくないからです。
どうしても取り入れたい場合は、ごく少量に留めましょう。
ただし木質系の家具なら、東北の鬼門に対するブラウンの悪い影響は、ほとんどありません。
例えばマットや寝具カバーなどの布類や、プラスチック製のもの、置物などをブラウンにしない方が無難です。
《茶色をインテリアに取り入れるなら》
金運を安定させたい→黄色と合わせて、西に
愛情・貯蓄運を安定させたい→ピンク等暖色と合わせて北に
仕事運を安定させたい→青と合わせて東に
健康運を安定させたい→赤と合わせて東に
主人の仕事の運気を安定させたい→白いまるいアイテムと北西に
対人・恋愛運を安定させたい→ピンクと合わせて東南に
2.運を着実に育てる大地の色、ブラウン
茶色は土の気を持つ大地の色です。土は地味ですが、あらゆる生命を包みこみ育ててくれる、なくてはならない存在です。
茶色はこの土の様に、運気を着実に育ててくれます。派手じゃないですが、「他の運気の土台となり、支え、育ててくれる」そんな見過ごせないパワーを秘めた色です。
単独で使っても全体的な運気を調整し、安定させるので運を上げる土台ができます。
徐々にですが、金運にも着実に効いてきます。
こんな色を使わない手はありません。
ファッションやインテリアのベースカラーとして、ぜひ活用してください。
例えばファッションのベースカラーを「黒一辺倒」から「茶色」や「グレー」に変えるだけでも、運気の取り入れ方が変わってきます。
「グレー」は一時的に一緒に使う色の「運気を押し上げる」事ができます。
「茶色」は木の幹の様に、少しずつですが着実に「運気を成長」させてくれる色なのです。
3.ブラウンは、家庭運アップの定番カラー?その訳とは
茶色は「母なる大地の色」です。生命は土から出発し、死ぬと土にかえります。
「土にかえる」という表現がありますが、まさに土は全ての生き物達にとって「始まる場所」であり、「帰る場所」なのです。
↑この土は、人間界での「家庭」を表します。
人間にとっても茶色は「スタートして、最後に帰る=マイホーム」の色です。
「大地=家庭」なんですね。
このように「茶色」は家の居心地を良くし、家庭に安定した運気をもたらす色なんです。
風水上でブラウンがラッキーカラーとなる方位は「南西」ですが、南西方位は家庭運に影響の強い方位とされています。
「卵が先か、鶏が先か」、という言い方がありますが、風水では、
「家庭運にはブラウンが先か、南西が先か」
というくらい、茶色と南西と家庭運は、密接に関係していると考えられています。
子供や御主人・奥様など、家人に落ち着きがないなら、茶色(できればこげ茶の様な深い色)を少し多く取り入れてください。
イライラする事が多い子育て期なども、茶色の「落ち着きパワー」を借りて乗り越えやすい環境にすると、少し楽になります。
マンション等、2F以上の高層階に住んでいる場合は、「土の気が取り入れにくい状態」ですから積極的に茶色を取り入れてください。
茶色は土の気を持つ色なので、できれば床に近い場所で取り入れると良いです。(3F以上のフロアは、カーテンに取り入れるのも吉です。)
うちは子供に落ち着きがなく、幼少期に私(親)がイライラしてしまう事がよくありました。
途中から、子供の寝る場所のラグをこげ茶色にした所、自分も子供もだんだん落ち着いてきました。(←それ年齢のせいじゃ?)
子育て中、親も子供も本当にお世話になりました(笑)。
しかしそんな茶色にも、注意点が一つあります。
他の色もそうですが、やはり茶色ばかりのインテリアは、「子供」も「大人」も「運」も、落ち着き過ぎてしまいます。
インテリアの大部分は茶色でも良いのですが、何かポイント色をサシてください。
茶色オンリーでは陰の気が強く、「やる気がなくなり、家にこもりがち」になってしまいます。
運も落ち着き過ぎると発展が無くなるので要注意です。
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(おまけ)帰宅拒否症には「茶色」が効く
植物の種は、土の中で徐々に成長します。小さい動物たちも寒い冬は土の中で眠り、力を蓄えます。
この時「土」に栄養や水分が無かったり、固くて巣穴を作る事ができなければ、植物や動物たちは弱ってしまいます。
人間だって同じです。
「家庭=マイホーム」の住環境は、人間にとって非常に大事な場所となります。
疲れを癒し、明日の英気を養うのに、マイホームの重要性をあなどってはいけません。
あなたは「早く家に帰りたいな」と思う事はありますか?
もし思った事がないのなら、一度住環境を見直してみる必要があります。
家人が「帰りたくない」と言って寄り付かない家には、はっきり言って、運も寄ってきません。
「一人暮らしだから」と帰りたくない理由を挙げる方がいますが、全然、全くもって関係ありません。(←否定し過ぎ。)
「一人」だろうが、「家族」がいようが、それだけで居心地の良さが決まる訳ではないからです。
実際、家族がいても「帰宅拒否症」の方を、私は何人も見てきました。(←むしろこの方が哀愁ある。)
自分の居場所を造れるのは自分だけです。(←*注:子供以外。子供の居場所は親が造る。)
少し辛口な事を言ってしまうと、家庭内の居心地の良し悪しは、自分のした事が返ってきた結果です。(←大人のみ該当)
男性でも女性でも、独身でも家族持ちでも同じです。
一人暮らしでも楽しく快適な居場所を造れる人は、家族ができても快適な居場所を造る事ができます。
恐い事を言うようですが、実は、楽しく快適な住まいは、自分で造る努力をしないと、誰も造ってくれません。(←ここ重要。)
家は「結婚したら奥さん(旦那さん)が自動的に快適に造ってくれる」という代物では、絶対にないのです。
依存心は貧乏神を呼びますから、運を上げたいなら主体的に考え、行動する必要があります。
パートナーが住まいを快適にしてくれたなら、「感謝し、自分も何かをする」という努力が、絶対に絶対に絶対に必要です。
この努力を怠ると、住環境はどんどん落ちていきます。
それと共に、運もどんどん下降線をたどります。(←脅し)
家に帰って来ない「帰宅拒否症」の家族をどうにかしたい場合、家を綺麗に掃除して、ラグやカーテンのインテリアを茶色メインにしてみましょう。
明るすぎるインテリア(オールホワイト・色が多すぎでガチャガチャしている・等)は、帰宅拒否を引き起こす原因になる場合があります。
↑「家族仲が良く、これという趣味も理由ないのに帰ってこない」なら、もしかしたらこれが原因かもしれません。
個人的な事ですが、うちは自分も含めて家人に落ち着きが足りない為、茶色のパワーを借りて改善しました。
効くまでに少し時間はかかりますが、着実に効きます。
あまり落ち着き過ぎも、気が陰に傾いてしまい風水的にはまずいので、途中で少し減らし、今はブラウンを30%位の比率でインテリアに取り入れています。
(最初はブラウン70%くらいでインテリアに取り入れ、結構効いたので減らしていきました。)
家族員の帰宅拒否症にお悩みなら、一度ブラウンインテリアを試してみてくださいね。
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(おまけ)結婚を相手に意識させる色!?
ピンクと茶色のコーディネイトが、結婚運を呼び寄せてくれます。
結婚したいお相手がいるなら、ピンクと茶色のコーディネイトでデートに出かけてみてください。(←毎回だと重く感じられてしまうのでダメ)
3回に1回くらいの頻度がおすすめです。
これであなたのお相手は、良くも悪くも、結婚という言葉を意識しだします。
注意すべきなのは、元々相手があなたと「結婚したくない」と考えていた場合、茶色を多用すると別れを切り出される場合がある、という事です。
こんな「もろ刃のやいば」的な茶色ですが、「結婚したくない」などと考えている相手は、そもそも結婚には向きません。
ですから茶色を多用してフラれたなら、逆に「(次の)本来結婚すべき相手に向かって、1歩進めた」と考えれば良いのです。(←おい。)
そういう意味でも結婚を意識しだしたら、茶色をファッションに取り入れるのはおすすめです。(←安易にすすめるな。)
4.独立運アップ!?
これは私が持っているコパさんの本に書かれていたんですが、『茶色をよく着る様になったら、「転職を考えている」「独立しようとしている」「恋人と別れようと思っている」と判断できる』・・・・と書いてありました。(←恐いわい。)
これって「安定」とは程遠い様な気もしますが・・・。確かに茶色は独立運を上げてくれます。
というよりも実感としては「独立する気持ちを後押ししてくれる色」だと感じます。
私が会社員を辞めて独立開業する際は、この本に書かれている事を受けて、茶色にパワーを借りてみました。
「独立する」という作業は、人間関係にしろ、仕事にしろ、大きな不安を伴います。
今までの安定を自分から放棄する訳ですからね。
本当、めちゃくちゃ恐いんスよセンパイ。(←誰だお前。)
茶色が独立運をアップするというのは、こういう構図ですな。
独立(転職や離別)しようと考える
↓
独立(転職や離別)って、メチャクチャ恐い。ブルブル。
↓
茶色で精神の安定を図る
↓
茶色で、「スタート後の安定」をもたらす(←気がする)
と、この様に、「独立の先の安定」を求めて茶色にパワーを借りるのだと考えられます。
「やる前」の不安を、茶色の力を借りて鎮める訳です。
心理学的な見解になっちゃいますが、こう考えると「何かしよう」としてる人が茶色を着るのは、ごく当然の事かもしれません。
とにかく不安ですもんね。
まあ個人的には、風水は心理学的な意味を多分に含んでると考えていますが、何か大きなパワーもあるとも今は思っています。
GOLDHOME管理人は、風水をやりだす前は全然そういうパワー的なものを信じていませんでしたが、いくつかの風水ラッキー経験(?)に後押しされて、今はラッキーパワー説もある程度は信じる事が多くなりました。
自分の経験はデータとしてはとても弱く、単なる偶然かもしれませんが、心理学的意味以外の要素もあると、自分の風水経験上、思うことが大きくなってきたわけです。
最終的には、おおいなるデータも100%をとることが難しいため、
「とりあえずやってみて、良い事があれば原因がなんであれOKじゃね?」
という個人的結論に達しています。
失礼!話がそれてしまいました!
ではブラウンの世界に話を戻して、まだまだ行きましょう!↓
5、おまけ「ベージュ」の風水効果
ベージュは、茶色と似て異なる効果を持っています。
土の気を持つ色で、茶色の様な「育てるカラー」と、グレーの様な「引き立たせ地味カラー」の性質を、両方持っています。
同じ「引き立たせ地味カラー」仲間のグレーと比べると、より温かみがあり、土の育てる気も持っている為、金運もそうですが、特に対人運を上げる際の名脇役になってくれます。
ただし、金運を上げようとする場合は、くれぐれも安っぽい質感は避けてください。
ベージュはグレーと違い、素材を間違えると「貧乏路線まっしぐらコーディネイト」になりやすい色です。
例えばおじさんの「ラクダ」という下着に見えやすい色でもありますし、遠くから見ると、全裸に見える事もあります。(←ねえよ。)
「遠くから見たら全身ベージュのファッションの人が全裸に見えて、ドキってした事ある」って方は、絶対にいるはずです。(←君だけ。)
ある意味、ベージュはセクシーな色のかもしれませんね。
さてベージュには、基本的に「主導権を相手に譲る」という意味合いがあります。
風水的にも心理的にも、主役になる色ではありません。
ですからリーダーになりたい場面では、ファッションに取り入れてはいけません。
「相手と協調したい時」や「下手に出て、良い答えを引き出したい時」(←いやらしい表現だな。)に役立つ色です。
●ベージュ×グレー→絶対に目立ちたくない時
●ベージュ×ピンク→デートで相手にグイグイ引っ張ってもらえる
●ベージュ×白×ゴールド→金運アップ
●ベージュ×青→仕事仲間内での対人運が上がり、効率アップ
●ベージュ×オレンジ→対人運・旅行運アップ
●ベージュ×緑→健康運アップ
●ベージュ×白→近い関係(家族や恋人)の人と、和やかに過ごせる
余談ですが、商談を何度か重ねて最終段階にきた時、ベージュと黒を組み合わせたファッションで、商談に向かってみてください。
欲しい答えがもらえる事が多くなります。
ベージュは良い意味での引き立たせカラーなので、上手く使うと運気もグンと上げる事が出来ます。
グレーよりも素朴で、落ち着いた大人っぽい印象を与えますし、茶色のもつ信頼感も合わせ持つ色なので、ビジネスの場でも活躍してくれます。
ある程度の年齢になったら、是非取り入れてみましょう。
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「心理的」な茶色の効果
1.安心感・信頼を与える
木や大地のイメージカラーである茶色は、心理的に堅実で安定したイメージを持ち、人に安心感や信頼感を与えます。
茶色は、風水でも心理でも、間違いない「土台カラー」です。
ファッションで茶色を取り入れると、初対面でも不思議と「話に信憑性が出て」信頼を得られます。
日本人の4割は茶色を支持するというをどこかで見ましたが、堅実さに重きをおく日本人らしい結果ですね。
(おまけ)茶色の信頼度!?
例えば試しに、こんな事を想像してみてください。
研究の成果を発表する場面です。
その中で一人だけ、大嘘の研究発表をした人がいます。
それは、何色の服を着てる人だと思いますか?
テキトーな質問で申し訳ありませんが、直感的に考えてみてください。
白・黒・赤・青・茶色・黄色・ピンク・緑・紫・グレー・ゴールド・オレンジ・シルバー・ベージュ
この色の中で、順番に多少個人差があるとしても、「茶色の服の人が一番の大嘘つきだ」と答える人は、ほとんどいないと思います。
茶色は大地や巨木の様な、「揺るぎないカタブツカラー」として、人々に知られているからです。
茶色の人物的なイメージは、良く言えば
真面目で堅実で信頼のおける行動を積み重ねてきた、「立派な人」
です。
悪く言えば
カタブツで古臭く、融通が効かない「くそ老人」(←言葉をつつしめ。)
ですから、まかり間違えても「ブラウンの洋服を着ている人は、嘘つきの人物像にはならない」のです。
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2.暖かみを感じさせ、リラックス効果がある
茶色は暖かさを感じ、リラックスする事ができます。
黒とオレンジを混ぜた色が茶色ですから、オレンジの暖色効果がここで効いてきます。
同じセーターでも白やグレーよりも、より暖かさを感じる事ができます。
暖かさと言っても、赤やオレンジとは少し違い「包まれる様な感覚」があります。
茶色は動物達の「巣」をイメージさせる「巣ごもりカラー」だからです。
この「包まれリラックス感」は茶色独特ですから、風水で言う「家庭運アップ」というのもここにつながってきます。
やはり風水と心理学は連動していますね。
↓あなたも経験ありませんか?
「何となくたるい」「人と会いたくない」日など、茶色を着たくなる時・・・。
この「巣ごもり」感覚を服で取り入れたい心理が、茶色の服を選ばせる事があるのです。
3.歴史を感じさせる
茶色は、歴史を感じさせる事ができる色です。
写真はもちろん、古く見せたいなら茶色を取り入れればOKっすよ。(←急にどうした?)
↑こ~んな風に、「安易に歴史感」が作れてしまう色なんですね。
ただ裏を返すと
「汚い」「古い」→「もっと言えば汚物」
というイメージも出てくるの、わかりますよね?
その為「風水部門で家の鬼門(東北)に使うのを避けた方が良い」と書いてます。
清潔感が無くならない様、注意です。
合わせる色を「白」「青」「水色」にすると簡単に清潔感が出ます。
また「歴史を感じさせる」の相乗効果として「流行にとらわれない個性・芸術性というイメージを引き出す作用」があります。
個性や芸術性にこだわりがあり、高級志向の人はよく茶色を使いますし、はたから見てもそういう人に見えます。
高級に見せたい物は、茶色を選んでみましょう。
高級志向やこだわりがあるのはかっこ良くてオシャレですし決して悪い事じゃないですが、流行や最新の物を軽視完全なる上から目線)してしまう傾向が出てきます。(←これも茶色の魔法♪)
もしこの様に「上から目線の偉そうな人」になりたくなければ、蛍光色や明るい黄色・ピンク・水色なども、たまにはブラウンと一緒に取り入れてみましょう。
そうする事で、新しい時代を排除しなくてすみますし、風水的な運気にも偏りが出ません。
流行や最新の物は追いかけ出すときりがありませんが、あまりにも排除すると世界が狭くなってしまいますから注意です。
これを風水的に言い表すと、「陰の気に偏る」となります。
陰の気に偏ると、落ち込みがちになったりうつ病になったり、運気が停滞して良い事が起こりにくくなります。
ブラウンを使う際は、ぜひブラウンばかりに偏らないように、明るい色との組み合わせも楽しむようにしてみてくださいね!
4.現実を意識し、堅実な行動をとりやすくなる
茶色は心理的に、安定思考を引き出す色です。
「思考が安定する」→「現実を直視し、堅実な行動をとりやすくなる」色です。
基本的に「情熱」「興奮」「積極性」とは真逆の心理を呼び覚ます色なので、「我慢する」には非常に良い色です。
忍耐力がつくんですな。
風水で「財布は茶色が良い」と言われるゆえんがこれです。
現実に目を向けさせてくれるので、「出費を抑えたい」「ダイエットや禁煙をしたい!」という方にもおすすめします。
また、「現実離れ(?)している自分をどうにかしたい」とお悩みの方がいたら、茶色をインテリアに多く取り入れてみてください。(←楽しそうだが。)
現実世界に戻る事ができます。(←良いか悪いかは未知。)
5、安っぽさを消す茶色の魔法
茶色は重さを感じさせます。
安定というイメージがあるのは、重さを感じるのも理由の一つです。
そして 重みを感じる色は、高級感を出す事ができます。
黒も茶色もそうですね。
さてここで問題です。
同じ形のプラスチックと純金、重さはどちらが重いでしょうか?
え~すみません。おバカな質問ですね。
もちろん、純金で作った方が重いに決まってますよね。
高級感と重さのイメージは、この様な経験が心に影響を与えています。
私達の脳は経験から「重い物=高い物」と瞬時に判断してしまいます。
「重い物は高級品が多い」と、経験として脳に刻みこまれているからです。
なので重そうな色である黒や茶色を使うと、高級に見えるんですね。
更に茶色は、「木」をイメージさせる色です。
ウッドデッキやベンチだと思って近づくと、
「プラスチックだった。アルミだった。コンクリだった。」
これ、最近よくありますよね。
これは「安っぽさ・軽さ・ニセモノっぽさ」を、」茶色でカモフラージュしてる訳です。
見た事あります?
絶景スポット等では、電柱が茶色に塗られ「自分は木ですよ~!」とばかりに、景色に溶けこんでいます。
街中でも、たまに自動販売機が茶色になってたりしますよね。
このような人工物が茶色になるだけで、人工物のけばけばしさの大部分が、なりを潜めてしまいます。
この様に茶色は、プラスチック等の「100%人工物」に木の質感を与え、安っぽさや毒々しさを消し、自然と周囲に溶け混ませる事ができる色として使う事ができます。
同じ様に重量感を持つ「黒」と比べても、より素材の薄っぺらさを消す事ができるのは茶色です。
安っぽさを消す為に、ぜひ活用してください。
続きます。↓
皆さんは、100円均一に行ったことがありますか?
同じ100円のプラスチック製品でも、茶色はダントツでおすすめです。
プラスチックで独特の安っぽさが気になりにくい色は「1位:茶色 2位:白 3位:ダークグリーン」です。
ここで一つ気になる事が出てきます。
「黒」だって重さを感じる色ベスト3に入る色ですよね。
(重い=高級感)と先程書きましたが、「プラスチック製品の安っぽさを消す色」に、なぜ「黒」がないんでしょうか。
それはこうです。
黒やピンクのプラスチック製品には、自然の質感を感じさせる物があまりありません。
黒は「質の高い人工物の色」なんですね。
黒は革やエナメル等の「高級な人工物」を感じさせる物なら、安っぽさを抑える事ができます。
しかーし!!
「まさにプラスチック!」という物では、黒だとより「プラスチック感」が際立ち、安っぽさが全開になるのです。
プラスチック製品でも茶色や白ならインテリアの邪魔になりにくく、安っぽく浮き出ないので、ぜひお試しください。
違和感なく、主張し過ぎず、溶け混ませることができます。
《他人からのイメージ&自分に与える影響》
「人から見たイメージ」と、「自分への影響」は、大抵の場合リンクしています。
他人から見て楽しい人に見える格好をしていれば「自分の中の楽しいひょうきんな一面」を引き出し、暗い人に見える格好をしていれば、自分の気分も暗くなってきます。
その為、自分が着ている服の色が自分に与える影響は、内外(他人と自分)の心理的効果を見ても侮れません。
「形(服や見た目の印象)から入る」という事に少し気を使ってみると、自分の知らない一面を開花させる事ができるかもしれません。
自分が身にまとう色が違うだけで、他人から見た印象もガラリと変わるものです。
この様に「心理的にも風水的にも、他人からのイメージも自分の気分に対しても、身にまとう色が自分自身に大きな影響を与える」という事が言えます。
好きな色というのは人それぞれで違いますが、大抵は「なりたい自分」を体現しているか、「自分自身の自己イメージ」を体現しています。
「自分自身を落ち着いた人として考えている場合」は、暗く落ち着いた色をファッションとして選びますし、「落ち着いた人になりたい」と考えている場合も、暗く落ち着いた色をファッションとして取り入れる様になります。
自分の好きな色を身に付けるのは、心理的な安定を得られる効果があります。
が、あまりに身に付ける色を限定している人は「自分自身の限界を自分で決めてしまっている」という心理状態に置かれている事も考えられます。
もし気になる色があるのなら、ぜひ、様々な色を身につけてみてください。
自分自身は恥ずかしく感じても、他人から見ると案外そちらの方が良い場合だって多いですし、なんとも思わない事の方が多いはずです。
どんどん、色で遊んでみてくださいね。
茶色全般(ベージュは含まず)のイメージ
「自然が好き」「落ち着いている」「安定した生活が好き」「堅実」「正直」「学歴が高そう」「資産家」「小粋、おしゃれ」「実直」「マジメ」「おカタイ人」「頼りになる」「遊びゴコロなし」「老人ぽい」「サラッと飲み会を断るタイプ」「地味だけど良い人」「尊敬できる」「高級品を長く使うタイプ」「こだわりがある人」
《お店や商品等に茶色(ブラウン)を使った時のイメージ》
商品パッケージやお店のイメージは、茶色を使うと↓の様になります。
「高級」「ナチュラル」「自然」「大地」「信頼」「長い歴史がある」「田舎っぽいかオシャレかのどちらか」「長く使えるモノ」
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