シルバー(銀色)&グレー(灰色)の効果
「風水」から見る 銀色(シルバー)の効果
(インテリア方位:特になし、あえて言うならシルバーが北)
1.落ち着きをもたらす(シルバー・グレー)
シルバー・グレーは、静寂・落ち着きをもたらす色です。石をイメージしてください。石はいつも変わりません。
「いつもそこにあり、固く、静かにじっとしている」
これがこのまま、シルバーやグレーのパワーとつながっています。グイグイ何かを引き付けるような、そういうパワーではありません。
しかし自分からころころどこかに行ってしまう軽さもありません。
自分は動かず、じっとして周囲の状況に身を任せる。
水や風に流され、浸食され、形を少しずつ変えていく。
周囲の状況が変わらなければ、石は永遠に変わりません。
良い言い方をすれば定着、安定、落ち着きをもたらしてくれます。
悪い言い方をすれば「何かに引っ張られない限りは動かない」という停滞をもたらします。
ファッションもインテリアも全面グレーは陰の気が強すぎます。運気も石の様に固まってしまいますので、注意が必要です。
2.合わせる色の運気を強化する(シルバー・グレー)
シルバーやグレー、ベージュには、合わせる色のパワーを強化するという「持ち上げ屋」のパワーがあります。
「地味が故の引き立て役」という言い方もありますが、この「持ち上げ屋」がいてくれるからこそ、他の色のパワーが強力に発揮できます。
↓の写真を見てください。石があるからこそ植物の緑が映えるのです。
この、目立たないけれども頼りになる色は、静かに他のパワーを支えて役にたってくれます。
積極的に好かれる色ではありませんが、持ち上げパワーがありますから、安心してください。欲しいパワーの色と合わせて、どんどん使いましょう!
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3.対人運&恋愛運アップ(シルバー)
シルバーは「対人関係で出しゃばらず、控えめながらもキラリと光る存在感をもたらすパワー」を持っています。
また、身に着ける事で周囲からの信頼を得られる様になりますから、周囲との連携が円滑になります。
恋愛運にも効きますが、穏やかな恋愛運をもたらします。どちらかというと二人で静かにホッコリとする様なイメージの恋愛運です。
結婚運も上げてくれますので、恋人と静かに愛を育み、結婚したいならオススメの色です。ゴールドやピンクゴールド等とミックスしたアクセサリーは、金運や恋愛運を静かに支え、安定させてくれますのでオススメです。素材なら、金運を上げたいならシルバーよりもホワイトゴールドの方がパワーが強いのでオススメです。
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4.控えめな存在感で信頼を得る(シルバー)
シルバーを身に着ける様にすると、周囲からの信頼がアップします。
「控えめながらもキラリと光り、ドーンと構えている」シルバーのパワーが独特の存在感をもたらしてくれます。
頼りにされたい時や、仲間と連携を図って何かをなしとげたい時に使うと良いでしょう。
同じシルバーのグッズを仲間と共有すると、連帯感が強まり、うまく連携プレーが取れる様になります。
5.才能運アップ!(シルバー)
ゴールドの様な派手な輝きはありませんが、シルバーを持つとこつこつ努力して才能を伸ばす事ができます。
芸能界でいうならゴールドは「一発屋」、シルバーは「名脇役」と言えますね。
一発屋の様にドーンと売れる事はないけれども、コツコツと努力して、細く長く芸能界に携わり、才能を生かし続けられている名脇役の方がいます。(←こんな言い方してすみません。)
しかし、派手さが無いゆえに多少の事で足元がぐらつく事もありません。しっかりと足元を固め、着実に才能をのばしてくれるパワーがあります。
パワーが強いゴールドの様な派手な色は、その強さで悪運まで引き寄せてしまう場合がありますが、シルバーにはその危うさはありません。
風水的にも「無難」なパワーを持つ色です。
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「心理的」なシルバー・グレーの効果
1.都会的・未来的に見える(シルバー・グレー)
グレーは「都会の色」、アスファルトやコンクリートの色です。シルバーは、「未来的な未知のモノ」を思い起させる神秘の色です。
どちらとも人工物の象徴色で、都会的で洗練されたイメージを感じさせます。
また、知的で落ち着いたイメージも合わさって、「オシャレ」と印象付ける事ができます。
2.高級感・柔らかさを感じる(グレー)
グレーを着ると、上品に洗練された都会的な人に見えます。また知性や品格をかもしだし、他の色に比べると高級感が出やすい色です。
ただし、光沢のある素材は安っぽく見える場合もありますので、素材には要注意です。
光沢のない布素材(ウールやアンゴラ等)の柔らかい素材の方が、グレーの高級感が増し、失敗が少ないでしょう。
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また、グレーを合わせると「白色」に、より高級感を持たせる事ができます。
またグレーは、材質を実際よりも柔らかく見せてくれる色です。ファッションに取り入れた時も、物腰が柔らかく見えます。
ライトグレーにはリラックス効果もあるので、本当に物腰が柔らかくなるという事もあります。
3.無難・あいまい(グレー)
心理学ではグレーは「曖昧(あいまい)」の象徴色でもあります。黒と白の中間にいて、物事をハッキリさせる事を「白黒はっきりさせる」と言いますね。コレにまつわる言葉が「グレーゾーン」です。
天気の中でも、「曇り」という中間に位置する存在をグレーが象徴します。
ちなみに天気の象徴色は、
晴れ→黄色 曇り→グレー 雨→青
です。こんな感じで、グレーはいつも反する二つのモノの真ん中に位置しています。
良く言えば→「協調性があり、角がない」
悪く言えば→「あいまいで優柔不断」
を象徴する色です。
「いつもオールグレーのファッション」だと、強気な人の意見に流されやすくなったり、自己主張しなければいけない場面でできなくなってしまいます。できれば他のキレイ色でポイントをつけましょう。
シルバーも心理的に無難な印象を与えます。「固く固く生きていきたいし、そう見られたい」方には良いですが、バランスを考えてゴールド・ピンクゴールド・宝石等で、少し色を取り入れた方が、「優しく、余裕がある」印象になります。
《他人に与える印象&自分に与える影響》
「人から見たイメージ」と、「自分への影響」は、大抵の場合リンクしています。
他人から見て楽しい人に見える格好をしていれば「自分の中の楽しいひょうきんな一面」を引き出し、暗い人に見える格好をしていれば、自分の気分も暗くなってきます。
その為、自分が着ている服の色が自分に与える影響は、内外(他人と自分)の心理的効果を見ても侮れません。
「形(服や見た目の印象)から入る」という事に少し気を使ってみると、自分の知らない一面を開花させる事ができるかもしれません。
自分が身にまとう色が違うだけで、他人から見た印象もガラリと変わるものです。
この様に「心理的にも風水的にも、他人からのイメージも自分の気分に対しても、身にまとう色が自分自身に大きな影響を与える」という事が言えます。
好きな色というのは人それぞれで違いますが、大抵は「なりたい自分」を体現しているか、「自分自身の自己イメージ」を体現しています。
「自分自身を落ち着いた人として考えている場合」は、暗く落ち着いた色をファッションとして選びますし、「落ち着いた人になりたい」と考えている場合も、暗く落ち着いた色をファッションとして取り入れる様になります。
自分の好きな色を身に付けるのは、心理的な安定を得られる効果があります。
が、あまりに身に付ける色を限定している人は「自分自身の限界を自分で決めてしまっている」という心理状態に置かれている事も考えられます。
もし気になる色があるのなら、ぜひ、様々な色を身につけてみてください。
自分自身は恥ずかしく感じても、他人から見ると案外そちらの方が良い場合だって多いですし、なんとも思わない事の方が多いはずです。
どんどん、色で遊んでみてくださいね。
グレー(灰色)・シルバーのイメージ
「都会的でオシャレ」「クールそう」「紳士的」「理想が高い」「高級なモノを着てる」「上品」「リラックスしている」「物腰が柔らかい」「洗練された人」「シンプル好きな人」「協調性がある」「落ち着いてて知性的」「実は裏番長かも(表立ったリーダーにならないタイプ)」「理屈が好き」「理想主義」
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《お店や商品にシルバーやグレーを使った時のイメージ》
商品パッケージやお店のイメージは、シルバーやグレーを使うと↓の様になります。
「未来的(銀のみ)」「人工的」「無機質」「冷たい」「クール」「柔らかい(布素材)」「高級」「品格」「上品」「知性的」「ドッシリとして信用できそう」「シンプル」「オシャレ」
これから商品のパッケージを作ったり、お店のロゴを考えたりする方は、ぜひ参考ににしてみてください。