「人間力」=「ニンゲンリョク」があれば、金運は寄ってくる
「人間力」って何?
人間力とは、「人間としての力」です。
「ヒトマチカラ」「ヒトマリョク」とか読まないでください(笑)。
「人間としての力」って簡単に言うと「人間的な魅力」です。
「なんか素敵だなあと思う人」っていますよね、そういう人です。
そういう人って、何で素敵なんですかね?
「人間力があるから」なんです。
例えばサポートセンターって、大体大きい会社だとありますよね。
そういう所に電話すると、「人間力」があるかどうかで全然対応が違います。
同じ質問をすると、ある人はこちらが考えてる事を素早く察知して、「丁寧に、親切に」対応をしてくれます。
またある人は、「上から目線でエラソー」に対応してくれます(笑)。
サポートセンターは電話を受けるのが通常一般の仕事なので、「また何かありましたらお電話ください。」で終了。
↑が普通ですよね?
ところが先日、こちらが特に要望したわけでもないのに、次の日に心配して電話をくれたあるサポートセンターの方がいました。
その方をAさんとします。
Aさんはテキパキとこちらの不安要素を解消し、さらに親身に心配をしてくれる態度が「物凄い勢いで」伝わってきました。
さらに次の日には、Aさんから自宅の留守番電話に、2回も伝言が入ってたんです。
なんとこちらのその後を心配して、自らの判断で、わざわざ電話をかけてくれたんですね。
サポートセンターの電話がいつも混み合っていて、(←どこもそう)つながりにくい事を気にしたんでしょう。
それって、相当感激です。
その日は私が仕事で電話に出られなかったので、次の日にお礼の電話を差し上げました。(←他の用事もあったので、他のお客様にも大事な回線は、決っして無駄にしておりません。)
その日はAさんがお休みだったので、電話に出た方に
「Aさん御本人に、もう是非是非お礼をお伝えください!さらに上司の方にこの事を必ずお伝えください。」
と言いました。
Aさんの素晴らしい働きぶりを、上司の方に見過ごされない様にです。
電話を受けた方は「同じ仕事をしてる者から見て、非常に嬉しいです!!ありがとうございます!」と言ってくださいました。(←こちらこそありがとうございました!この方も人間力ありそうです。)
Aさんみたいな「人間力」のある方って、なかなかいないです。
Aさんみたいな方は、私がもし会社経営をしていたら、是非とも引き抜きたい人材です。(←そんな力は今の所、ないですが。。。)
こういう人がいる事で他の無駄な経費が省けますから、給料を高めに見積もったとしても、損はないはずです。
失礼ながら、もしかしたら御本人の上司よりも「人間力」があるかもしれません。
こういう方こそまさに「企業の宝」なんですよね。
是非ともAさんには、通常の方の3倍くらいの給料を上げて頂きたいもんです。
同じ会社にいて同じマニュアルなのに、出る方の態度は本っ当にバラバラですよね(笑)。
経験上断言しますが、Aさんみたいな方って、どこの企業で働いたとしても「必ず通用」します。
どこに行っても金運がついてくる人は、こういう「人間力」のある方なんです。
学歴や前職などがあると、面接の時にはとぉっても便利ですよね。
でも長期間働いてると、最終的には「人間力」が勝つんですよ。
そして現場から「人間力」のある人がいなくなると、どうなるか?
何故か一見関係なさそうな「業績」や「全体の仕事の質」が、ガタガタガタッとくずれ落ちていき、手だてのない状態まで崩壊します。
↑恐い話ですが事実です。
たぶん「人間力のある人」が「金運を引き連れて」いっちゃうんでしょうね。
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「人間力」のない会社は危ない
電話や対面訪問のお客様達は、現場の従業員の態度をよく見ています。
ネットの口コミの需要はどんどん拡大してますから、これから「企業の宝とすべき」は「お客様に対する神対応の従業員」となるでしょう。
はっきり言って、現在の日本の接客対応の質は業種を問わず、どんどんどんどんどんどん「低下」してます。(←どんどん多過ぎ。)
飲食店やコンビニの店員、洋服屋やありとあらゆる職業で、その傾向は顕著です。
一時期は日本の接客サービスの良さに、世界各国が賞賛の声を上げていました。
でも人間力を無視してきた企業が制裁を受け、「人間力」のある人材が企業から離れる事で、接客サービスの質も落ちています。
ですから逆に、これから接客対応レベルを徹底させ、『「人間力」のある人材を集められる企業』は、かなり目立つ存在になるはずです。
牛丼チェーン店の「すきや」は、2014年に人材不足による閉店が相次ぎました。
これは会社の宝とすべき人材を、上部がないがしろにし続けた結果です。
「すきや」さんて、昔は従業員の方の接客サービスも「この値段で偉い!偉過ぎるよ!!」という方がたくさんいました。
その方達は、「すきやの宝」だったんです。
でも、ワンオペ何ちゃらというかなり無理のある就業体制が続き、良い人材は骨までしゃぶられそうになり、辞めざるを得ない状況になっていきました。
上部の方達は、「そうやって働くのが当たり前」とたかをくくりすぎて、自分に返ってきたんですね。
悔しかったら、あなたが働けば良いんですよ。
当時のすき家の上層部の方々。
要は上部の方達に「人間力」が足りなかったんでしょう。
上層部の方達に「人間力」がないと、「人材」にも「金運」にも見放され、会社はこういう行く末をたどる事になります。
個人レベルでも企業レベルでも、「人間力」にこそ、金運はついてくるんです。
これからは、どんどんロボット化が進み、ますます人間力が必要とされる時代になっていくでしょう。
金運を上げたいなら、人間力を上げていきましょう。
〜2017年9月追記〜
さて過去にここまでこき下ろした、すき家の上層部の方々に申し上げます。
その後のすき家さんの動向を見ていると、ほぼワンオペは無くなっている様ですね。
そのおかげで、店舗や時間帯により接客レベルはムラがあるものの、ポツポツと良い人材も出没しています。
おめでとうございます。
この様な状態が保てれば、牛丼界はすき家さんの一人勝ちになっていくでしょう。
次はコンビニとの闘いですね。
吉野家さんも松屋さんも、一時期の勢いがありません。
別にすき家の宣伝をする訳ではありませんが、食事の提供スピードで店を決める私の様なせっかちにとって、牛丼界は、本当に有り難い存在なんです。
本当にシンプルな定食も食べられますし、メニューの幅も気に入っています。
頑張って欲しいものです。
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